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県内観光業 給与8%減/4~6月 外出自粛で業務減少

 県文化観光スポーツ部の観光産業雇用動向調査では、新型コロナウイルスの影響により、4~6月の観光産業従業員の平均月額給与は、正規雇用で前年同期比8%、非正規雇用で同10%減少した。 (1面に関連)

 県によると観光客の減少や外出自粛の影響で、出勤日数や勤務時間を減らす企業が多く、残業代の削減などで給与が減った。

 正規雇用従業員の上半期月額給与平均は、前年同期比3・8%減の19万4559円で、県平均を表す毎月勤労統計の同時期の平均21万9460円より2万4901円低かった。4~6月は18万7798円だった。

 19年はほぼ全月で20万円を上回る水準で推移してきたが、20年は3月以降20万円を下回っている。5月が最も低く、前年比8・7%減の18万6142円となった。大型連休と緊急事態宣言の期間が重なり、観光客数が大きく減少したことが響いたとみられる。

 非正規雇用従業員の上半期平均は同8・9%減の10万4424円だった。特に落ち込んだ5月は9万6544円と10万円を割り込んだ。パートやアルバイトなどの出勤日数や労働時間を減らしていると答えた企業は40・3%だった。下半期の見通しについて文化観光スポーツ部の渡久地一浩部長は「観光客の動向によるが、業界から厳しいという声が上がっている」と話した。2500事業所を対象に調査し、356事業所から回答を得た。回収率は15・1%。

2020/09/17 琉球新報朝刊 5ページ 588文字

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